ゼラニウムとは、南アフリカやケープ地方が原産の多年草で、春から秋にかけて色とりどりの花を長期間咲かせる可愛い植物です。
花を育てるときに基本であり、重要な水やり。
与えれば与える程に良い物ではなく、それは品種によっても変わります。
今回は、ゼラニウムの水やりについてお話します。

ゼラニウム 水やり 頻度

ゼラニウムの水やりの頻度はどれぐらいがいいの?

ゼラニウムは過湿に弱いので、水を与えすぎると弱ってしまいます。
乾燥しきってしまうのは良くないですが、どちらかと言うとやや乾燥気味の土壌を好むため、土の表面が十分に乾いてからの水やりが良いでしょう。
基本は、乾いてから与えると覚えておくと分かりやすいですね。

乾燥の状態と共に、葉っぱがしおれていたり、茎にしわのようなものが出たりするのも、水が足りない合図なのであげてください。
与えるときは、花にかからないよう気をつけます。
花の上からかけてしまうと、花が傷んでしまうので必ず株元へ入れ、鉢の底から水が出るぐらいたっぷりとあげます。
季節ごとの管理の仕方が変わり、夏は湿度があがるため過湿に注意しながら毎日与えます。
冬は水やりを減らし、乾燥気味にし、春と秋は適度に与えます。

スポンサードリンク

夏は夕方に水やりをし、これは昼間に上がった温度を冷やすためにもその時間帯が良いとされています。
どんどん気温の上がる夏、30℃を超えて来ると株も弱ります。
そこを考えても、夕方が良いでしょう。

 

冬は朝が良いとされています。
冬の場合は、夕方から夜にかけて気温が下がり、土が冷えて根を傷めてしまうからです。

場所は日光に当たらないと花付きが悪くなるため、日の当たる場所で管理してください。
ただ、夏は気温がかなり上がってくるので、なるべく涼しい場所に置くようにしましょう。

まとめ

ゼラニウムには、ハーブ・ゼラニウムやローズ・ゼラニウム、またセンテッドゼラニウムなど呼び方や種類もたくさんあります。
種類は多くとも、同じゼラニウムなので、水やりの方法は同じで問題ありません。
色も香りも様々で、見て香って楽しい花なので色々挑戦してみてくださいね。