ひまわりの水やりについては、パターンが2つあり、実はそれぞれ全く違うやり方をしなければなりません。同じ花なのに水やりの頻度から回数、水の止め時まで全然違います。その二つのパターンというのが地面に直接種を植える、『地植えタイプ』と、少し大きめのプランターに植える『プランタータイプ』です。その決定的な差は土が水を保持する力の差にあります。たったこれだけの事になのに、芽を出した時から、同じひまわりだというのに、違う育て方、水やりが必要となります。いったいどのように違うのでしょうか。詳しくご説明いたします。

ひまわり 頻度 回数

【ひまわりの水やりの頻度】

地植えタイプの場合は、植える前に30cm以上耕し、土をほぐします。これはひまわりが真っ直ぐに根を伸ばす性質の為ですが、その為、周りの土から水分を吸い取る為、水やりは頻繁に必要ではありません。一方プランタータイプの場合は違います。プランターの場合水切れが早く、乾燥しやすいので、頻繁に水やりが必要になります。

【ひまわりの水やりの回数】

地植えタイプの場合は、土が乾燥していたらという程度で構いません。毎日一回というわけではなく、乾いているなと思った時に、たっぷりと水やりをするのが基本です。それ以上やってしまうと、土に湿気がたまってしまいます。ひまわりは必要以上の湿気を嫌いますので、乾いてからで充分なのです。しかし、夏場は葉がしおれやすくなりますので、毎日観察しながら注意して水やりを行います。そして、成長が進むにつれ水やりも減らします。一方、プランタータイプの場合は、朝と晩、2回は必ず水やりが必要です。しかも夏場などは、昼間にカラカラになる事もありますので、晩の水やりを待たずにもう一回水をやらなければなりません。

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【ひまわりの水やりはいつまで必要?】

ひまわりの花がしおれてきて、種をとってまた来年も植えたい!と考えた時、いつまで水やりが必要なんだろうと疑問に思うと思います。種を取るタイミングと水やりの時期も、地植えとプランターでは違います。地植えタイプの場合は、花がしおれてきたら、もう水やりは必要ありません。葉が枯れてきたら、種はできていますので、花を切り取って天日に干します。そして、パラパラと種をほぐして完成です。プランタータイプの場合は、花がしおれてきても、水やりは必要です。しかし、その時期は土が乾いているなと確認してからでかまいません。そして、葉が枯れてくるのを待ちます。

【まとめ】

水やりは、地植えをするかプランターで育てるかで全て違います。それぞれの手間はありますが、地植えの方が、大きな花も咲かせますし育てやすいでしょう。しかし、プランターで育てると、毎日の水やりやが大変な分、愛着もわきます。そうして成長を毎日楽しみながら咲かせた、プランターの花を観賞するのもまた格別です。