南ヨーロッパ原産のキク科キンセンカ属に属するコーヒークリームは、キンセンカを育てている人の間でも人気の高い品種です。

市場に多く出回らないため、なかなか手に入りません。コーヒークリームはどんな種類があり、どのような特徴をもっているのでしょうか。

キンセンカ コーヒークリーム

キンセンカの人気品種コーヒークリームの特徴・育て方等について

コーヒークリームの花の色は、一般的なキンセンカと異なり、クリーム色から淡いアンティークブラウンの優しい色合いが特徴的です。

開花時期は3~7月、草丈は20~50cm、寒さに強く、暑さに弱い品種になります。

花びらは表と裏で色合いが異なり、そのコントラストに魅かれ、育てる方も少なくありません。

コーヒークリームは種からでも苗からでも育てることができますが、キンセンカの栽培に慣れていない方には、苗から育てることをおすすめします。

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コーヒークリームだけなくキンセンカは寒さに強い植物になり、苗で売られている時点で弱っていることはそうありませんが、ごく稀に弱い苗があります。

苗を選ぶ時は、主軸がしっかりしていること、葉がイキイキとしたものを選びましょう。

コーヒークリームの開花時期は春になりますが、苗が出回るのは10月頃からです。確実に手入れたい方は、お近くの園芸ショップに予約、問合せを行っておきましょう。

 

実は、このコーヒークリームに似た種類に、カレンデュラ・ブロンズビューティーがあります。コーヒークリーム同様、レアなキンセンカですが、花びらの表はクリームから淡いブラウン、裏がブロンズ色のとってもお洒落な品種になります。寒さに強い早咲きのキンセンカになり、庭、プランター、鉢植えに最適です。

ちなみに、種1袋(約50粒)は450円前後、園芸ショップによっては、予約販売となり、お届けは1月中旬からとなります。

まとめ

花びらの表と裏で違った印象を見せるコーヒークリーム。淡く優しいニュアンスカラーは、どんな花とも相性ぴったりです。花壇を彩る主の花として、また、様々な花とのコラボを楽しむプランターでの寄せ植えにもおすすめです。長く咲き続けてくれる人気の品種で、癒しの空間をつくってみてはいかがでしょうか。