カトレアは以前の株と比べると育てやすくはなっていますが、色々と気をつけてあげなければいけない事があり大変な植物です。株が成長して根が鉢からはみ出てくるようになると植え替えをしますが、その後の育て方にも注意しなければいけないポイントがあります。

植え替え後の育て方を間違えると、根腐れをおこし枯れてしまう、枯れないまでも花が咲いてくれないという事になってしまうんです。植え替え後の水やりはどのくらいの頻度であげたらよいのでしょうか?

カトレアの植え替え後の水やりはどうしたらよいの?

カトレア 育て方 植え替え

カトレアの植え替えには、植え込み材によって水やりの方法が変わってきます。主な植え込み材には水苔とバークがあります。

<水苔の場合>

新しい水苔はあらかじめ濡らしておきます。植え替え後、1~2週間程度日陰で管理し水やりも控えます。空気が乾燥気味でしたら葉水を与えてあげてください。

また、水苔が完全に乾いていたら水をあげるようにします。根が落ち着かないうちに水をあげすぎると根が腐ってしまいます。

<バークの場合>

植え替え後2週間程度水やりはしません。空気が乾燥気味の場合、葉に水をかけてあげるだけにします。水苔植えからバーク植えに変える時は特に注意が必要です。

水やりを控える事で、成長を一時止めて根が落ち着いた後にバーク植えに合った根に変わります。

カトレアの育て方、植え替え後に気をつける事とは?

カトレアの植え替え後は水を控えますが、その後の育て方はどうしたらよいのでしょうか?通常通りの育て方に戻していいのか悩みますね。

おおよその目安は植え替えて2週間後には水やりも置き場所も通常通りの育て方に戻して良いようです。

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株の様子を見て何事もなく元気なようでしたら順調に成長しているのでおそらく新芽も出ているかもしれません。

この状態ですと肥料も与えて大丈夫ですが、薄めの液肥を与えます。

植え替えてから新芽が出ている様子もなく、根がどうなっているかもわからない状態の時には肥料は与えない方が良いです。

肥料を与えた事で株がダメになってしまう事があるからです。少し様子を見ましょう。

まとめ

カトレアの植え替え後の育て方をご紹介しましたが、なかなか大変そうですね。植え替え後の根の状態が外から見えないので、植え込み材は乾いているけどまだ2週間たっていないし・・枯れてしまわないだろうかと心配になりますね。

根の状態を見たいからと、植え込み材をほじくり返すわけにもいかないので、一般的に知られている育て方通りにやってみる事をおすすめします。