ここ数年で人気が上がってきた”カルミア”。まだあまり知られていないカルミアですが実は皆さんも一度は聞いたことがあるかもしれない”シャクナゲ”を含んだ和名も持ち合わせていたりします。

そこで、今回はカルミアの学名、和名やその名前の由来などについてご紹介します!

カルミアの名前の由来について

カルミア 名前 由来

まず、”カルミア”という名前の由来についてです。カルミアはもともと北アメリカ原産の植物で、スウェーデンの植物学者の『ピーター・カルム』博士に発見されたことから、ピーター・カルム博士の名前にちなんで学名として名付けられました。

ちなみにカルミアの葉が月桂樹に似ているため、英名では”Mountain laurel(マウンテン・ローヤル)”といわれています。
では、”カルミア”、”マウンテン・ローヤル”以外にどのような名前があるのか、こちらも歴史に絡めてご紹介します。

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北アメリカ原産のこのカルミアが日本に入ってきたのは大正4年。当時の東京市長が桜を寄贈しました。そのお礼品として贈られたハナミズキと一緒にカルミアも日本に入ってきました。その日本でつけられた和名は”花笠石楠花(ハナガサシャクナゲ)”。カルミアの花が花笠のように見えることからそう名付けられました。

アメリカでは北アメリカ原産であるシャクナゲに似た花ということから“アメリカシャクナゲ”とも呼ばれていたので日本でも名前にシャクナゲとつけたといわれています。
まだ日本での歴史は浅いカルミアですが、その花笠のような優美な花や、ホイップクリームのような愛らしい蕾が愛され近年は誕生日や母の日のプレゼントとして多く選ばれるようになりました。
主に鉢植えや切り花として、生花店や専門店、インターネットショップなどで販売されています。

まとめ

“カルミア”は学名で、英名は”Mountain laurel(マウンテン・ローヤル)”、和名は”花笠石楠花”、他には”アメリカシャクナゲ”とも呼ばれます。
カルミアの名前は植物学者の『ピーター・カルム』博士から、マウンテン・ローヤルは葉が月桂樹に似ていることから、花笠石楠花は花が花笠のように見えることからがそれぞれの由来とされています。

大正4年に日本に入ってきたカルミアはまだ歴史は浅いけれどプレゼントとして近年人気が上がってきています。
皆さんもぜひ大切な方へプレゼントされてみてはいかがでしょうか?