国内でかきつばたの群生地は10ヶ所ほどしかありません。その中で、愛知県刈谷市井ケ谷町にある小堤西池のかきつばた群落は、京都府京都市北区の「大田の沢」と鳥取県岩美町唐川の「唐川湿原」と並ぶ、日本三大かきつばたの自生地になります。では、この刈谷市での開花時期などを見ていきましょう。

刈谷 かきつばた 開花

【刈谷でのかきつばたの開花はいつ?】

かきつばたは古くから和歌や俳句、ことわざなどにも登場する水生植物です。園芸店などで販売されている品種はさまざまで、四季咲きや、一季咲き、斑入り(ふいり)など数多くあります。しかし、自生のかきつばたにおいては、今や準絶滅危惧種に指定されており、全国でかきつばたの保護活動が行われています。

 

ここ刈谷市にある、小堤西池のかきつばたは、その数少ない野生のかきつばたが群生している貴重な地であり、面積20.330平米と広大です。

 

また、昭和13年に国の指定天然記念物となっているため、肥料や薬剤などを施していないので、草丈も低く、花の色や大きさ、咲く時期にもバラつきがあります。しかもヨシやアンペライなどが、かきつばたを覆ってしまうので、定期的に地元のボランティアの方たちや、青年団が除草作業を行っています。

 

かきつばたの開花時期は5月中旬~5月下旬まで、ボランティアの方たちがガイドをしてくれます。他にも地元の有志たちによる「小堤西池のかきつばたを守る会」があり、かきつばたの保存、保護のため最低限の管理を行っています。

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ここではいくつかの注意事項があります。一つは、池の中に入らない事!当然ですね。そして隣接する丘陵地内も同じく立ち入り禁止です。また、動植物の採取も禁止されています。

 

最後に刈谷市のプチ情報です。刈谷市のマスコットキャラクター「かつなりくん」が被っている兜には、カキツバタが飾り付けられています。市の花でもあるカキツバタですから、かなり目立ちます。

【まとめ】

ここまで、刈谷市内でのかきつばたの開花時期や現況について見てきました。自生するかきつばたは凛とした中にも、どこか風情のある姿に魅せられてしまいますね。地元のボランティアの方たちのおかげで、こうして今も、自生するカキツバタが守られているのですね。