カモミールはアロマやハーブとして人気の植物です。当然ながら年がら年中咲いているわけではないので、栽培をする場合などは適切な開花時期を知っておきたいですよね。今回はカモミールの花がいつ咲くのかを調べました。

カモミールの花が咲く季節は?

カモミール 花 季節

カモミールには大きく分けてローマンカモミールとジャーマンカモミールの二種類があります。それぞれ白い花弁に黄色い花を咲かせるのですが、実は育て方や開花時期には違いがあるのです。たとえば、ローマンカモミールは苗を植えて育て、そこから植え替えをするのが一般的です。しかしジャーマンカモミールは一年草であり、種から育てるため植え替えは不要なのです。そういった違いも含め、開花時期を比べてみましょう。

まず多年草であるローマンカモミールについて。植え替えを必要とするローマンカモミールは春から初夏(3月~6月)にかけて苗を植えてあげましょう。花を咲かせるのは6月~7月にかけての夏です。

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対して、ジャーマンカモミールです。こちらは一年草で種から育てることになりますが、種まきは春(3月~4月)または秋(9~10月)に行います。冬の間に室内まきをすることも可能です。種まきの時期はそれぞ特徴があって、まず春は種まきをしてからすぐに開花させることができますが、花の数は秋に比べると少なめになってしまいます。逆に秋にまくと開花まで時間があるぶん大きく成長し、たくさんの花を咲かせることができるのです。成長は早く、だいたい3月~5月くらいに花を咲かせます。花が散ったあとはハーブティーに加工するなどの楽しみ方がありますね。

まとめ

ローマンカモミールとジャーマンカモミールによって開花時期、そして育て方も異なるのが興味深いです。開花時期は長めなので、愛らしい花を長期にわたって鑑賞できるのも魅力のひとつです。花の収穫がうまくいけば、いずれもハーブティーや薬品、あるいはアロマとして活用することもできます。リンゴのような甘い香りを楽しみにしつつ育てるのも楽しいかもしれません。