つるバラとはつる性のバラのことを呼び、アサガオなどほかのつる性植物のように自ら絡みつくことはなく、枝を長く伸ばすだけだとされているバラの品種の一種のようです。

つるバラの多くはアーチやフェンスなどに誘引して構造物と一緒に楽しまれているようです。そんなつるバラの中でも最も人気が高いとされるピンク色の花を咲かせる「フランソワ・ジュランビル」という品種について調べてみました。

バラの花がピンク色で美しいつるバラとは?

バラ ピンク つる

つるバラにはいくつかの種類があるようですが、中でも上品なピンク色の花を咲かせ、伸長も旺盛で香りが強く、光沢のある葉がより花を際立たせるとされる「フランソワ・ジュランビル」と言う品種が一番人気だと言われています。

赤味のある枝も魅力的で、耐病性・耐寒性も高く、トゲが少ない特徴も人気のひとつとされています。また、枝の途中からも枝が良く派生していくため、構造物への誘因性も高く、色々な楽しみ方があるとされています。

フランソワ・ジュランビルの栽培の注意点とは?

フランソワ・ジュランビルを栽培するときには、伸長の勢いが強いため、狭い庭などで育ててしまうと、予期せぬ場所に広がってしまうため、注意が必要だと言われています。

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大きな花を咲かせる種類では珍しく、花付きが大変良いとされ、アーチやフェンス以外でも、広い壁面や窓回りに誘引してもとても美しい演出が可能となるとされています。

枝の伸び方は葡萄のように横に広がっていく性質を持っており、高さの確保は必要ないようですが、横の広さについては気を付ける必要があるようです。

隣家との距離が短い場合、道路に面している場合などは特に枝が庭から出ないように誘引してあげる必要があると言えるでしょう。

まとめ

ピンク色の花を咲かせる、フランソワ・ジュランビルという品種は初めてバラを育てる方でも、比較的容易に栽培が出来ると言われています。

また他のつるバラと比べて誘引がしやすい傾向にあり、ちょっとしたアーチやフェンスなどを使って庭造りなどを楽しめるようです。