バラの香りには感性を刺激して気分を高揚させる効果があります。また幸福感をもたらしてくれる効果もあります。

では、つるバラはどのようにすれば上手く育つのでしょうか。

つるバラの育て方のコツをご紹介します。

バラ つる 育て方

つるバラの上手な育て方にはどのようなコツがあるの?

つるバラは、つるを伸ばしてフェンスなどに絡ませ、楽しみながら育てるバラの品種です。

ほとんどのつるバラが春に花をたくさん咲かせ、春以外の季節で枝が伸びます。そのため約1年で2~3メートル以上、品種によっては4~5メートルもつるを長く伸ばします。

枝が長く伸びるつるバラの性質を生かして、フェンスや壁面などに枝を誘引したり、アーチやパーゴラ(つる棚)などに絡めて、庭を立体的に演出することが多いです。

庭をどのようにしたいのか、理想の景観を思い描きながら適した品種を選んで植えることが、庭でつるバラを楽しみながら育てる重要なポイントとなります。

広い庭スペースがないと植えられないと思われるかもしれませんが、実は鉢植えでも充分楽しむことができます。

つるバラは市販の苗木を購入して育てます。春と秋が苗木が出回る時期で、春の新苗は4~5月頃、秋から冬にかけての大苗は11~2月頃が植え付けするのに適した時期です。

苗木よりも2回りほど大きな鉢に植えます。鉢底の穴が少ない鉢は、鉢底石を3センチほど敷いて、通気性を良くしましょう。

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つるバラを上手に育てるポイントは、日当たりと風通しの良い場所を選んで、水はけの良い土に植えることです。

日照時間が短いと土が湿っている状態が長く続き、カビを原因とした病気にかかりやすくなってしまいます。

水やりは土が乾いてからするようにしてください。土が乾かないうちに水をやると、根腐れを起こす原因になります。

ただ根が完全に乾くとバラが枯れてしまうので、地植えでも植え付けてから2週間ほどは水を多めに与えるようにしてください。

【まとめ】

つるバラを新苗から育てる場合は、鉢で1~2年ほど育ててから地植えにすると枯れません。

少しずつ自分の理想に近づけたバラガーデンを作っていきましょう。