ユリは秋に植える植物のため、一般的には10月~11月にかけて球根を植え付けます。この時期に球根を植え付けるのは、ユリの球根が寒さを感じることで花を咲かせる特徴を持つためです。

それでは、秋に植えるユリの球根が販売される時期はいつ頃なのでしょうか。また、ユリの花にはさまざまな色がありますが、球根にも色がついているのでしょうか。

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【ユリの球根の販売時期はいつ?】

ユリの球根は園芸店をはじめ、ガーデニングショップや大型のホームセンターの店頭、通信販売に特化したネットショップなどで購入することができます。ユリの球根は秋植えが基本ですから、販売もその時期にあわせておこなわれます。9月前後には実店舗の店頭にユリの球根が並び、ネットショップの予約販売の発送もピークを迎えるでしょう。

 

一般的な販売時期を過ぎてもユリの球根が売られている場合があります。実際のところ10月~11月の時期がずれても球根の植え付けは可能です。極端なケースですが、1月に植え付けをすることもできますし、積雪のおおい地域では3月頃に植え付けても花を咲かせます。

 

これらの時期でもユリが花を咲かせる条件、球根に寒さを経験させることをクリアしているため花を咲かせるのです。ただ、一般的な植え付けの時期を過ぎた場合、発芽率や開花率に影響があることを覚えておきましょう。

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【ユリの球根の色は品種でことなる】

一口にユリの球根といってもその品種は数多くあり、形状も球形や扁球形、卵形、円錐形などさまざまです。球根の色は白色系のイメージが強い方もいるかもしれませんが、形状にさまざまな形があるよう球根の色も白色だけではありません。

 

ユリの球根の色は白色や乳白色、桃紫色のほか紫褐色や黄白色などがあります。これらの色の違いは品種による色の違いであって、品質の良し悪しを判断するものではありません。

【まとめ】

ここまで、ユリの球根の販売の時期と球根の色についてみてきました。ユリの球根の植え付け時期にあわせて販売されるのが一般的です。1月以降にお手頃価格でユリの球根が販売されていることがありますが、品質が落ちている可能性があることを心得おくべきでしょう。

コンディションの落ちた球根は、発芽しなかったり開花しなかったりするリスクがあります。

 

ユリの球根にも花の色と同じようにさまざまな色があります。これは、品質の関係ではなく品種の違いによるものです。