インフィニティ(Infinity)とはデンマークのローズ・フォーエバー(Roses Forever)社が作り出したバラ(正確にはミニバラ)の品種です。インフィニティは無限大という意味で、さまざまな可能性を秘めたバラという願いを込めて命名されました。

 

インフィニティというバラの種類

バラ インフィニティ 種類

ミニバラというと、小輪の可愛いバラをつけたもの連想しますが、インフィニティの場合は7cmくらいの中輪の花を咲かせます。

株が十分に育てばさらに大輪の花を見ることができる可能性もあります。

インフィニティは四季咲きなので、上手に栽培さえすれば毎年春から秋、ときには冬のはじめまで次々と花を咲かせ続けます。また花持ちが一般のバラよりずっと良いという特徴もあり、1か月程度は大丈夫です。

一般のバラと同様、インフィニティも戸外の日当たりや風通しが良い場所が大好きです。しかし日当たりの悪い場所での栽培も不可能ではありません。インドアローズ(Indoor Rose、室内用のバラ)の別名もあるように、日当たりの良い場所であれば室内で栽培することも可能なほどです。

インフィニティには、ややクリーム色がかった白あるいはピンク色の花を咲かせる種類(インフィニティ)と、淡いピンクの花を咲かせる種類(プリンセス・オブ・インフィニティ)があります。

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インフィニティは香りを楽しむバラなのか?

残念なことに、インフィニティは強い香りを発散するバラではありません。

しかしこれは、インフィニティに香りを期待できないという意味ではありません。インフィニティは微香性のバラなので、ちゃんとほのかな香りがします。バラが盛りの季節に、インフィニティの花に顔を近づけて下さい。きっと素敵な香りを楽しむことができるでしょう。

 

まとめ

インフィニティは、ミニバラの品種のひとつです。ミニバラといっても中輪(ときには大輪といってよいほど)の花をつけます。インフィニティは四季咲きなので、ほのかな香りのする白やピンクの花を春から初冬まで楽しむことができます。

冬の厳しいデンマークで生まれたせいか、インフィニティは耐陰性があり、条件さえ整えば室内でも管理が可能なほどです。植える場所を選ばない丈夫なインフィニティは、バラ初心者にも栽培しやすい、魅力的なバラのひとつです。