ポインセチアを花屋さんで見かけるようになると、クリスマスがくるんだなぁと気分も盛り上がりますよね。

ポインセチアって、一年草と思われている方も多いのですが、実は常緑低木という一年を通じて葉がついているタイプの木です。

つまり上手に育てれば、枯れずに成長していくということですね。

 

ところで皆さんは、ポインセチアの鉢をどこに置いていますか?

室内・室外と様々かもしれませんね。

今回はポインセチアの鉢を置く場所についてお話していきたいと思います。

 

ポインセチアは季節で室内・室外に置き場所を変えます

ポインセチア 室内 室外

ポインセチアって、とても繊細な植物です。

実はポインセチアは原産がメキシコで熱帯植物でして、冬の寒さや霜には弱いため枯れることもあります。

中には改良種で寒さに強いものもありますが、ほとんどのポインセチアは寒さが苦手です。

寒い時期は室内管理が基本ですよ!

 

ではどのぐらいの期間室内管理するかというと、10月~4月頃までと思ってください。

この期間室内で管理されたポインセチアは、いきなり外に出されると環境の変化についていけません。

気温の変化が激しい時期は、弱る事もあります。

室内から室外へ出す時は、少しずつ様子を見ながらにしましょう。

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外に出すのは5月~9月の間ということになります。

ポインセチアは日光が大好きです。

夏はポインセチアにとって生育期になるため、この時期に日光にしっかり当てることで、葉が育ち株も元気がでますよ。

 

ただし直射日光は葉焼けするので、風通しの良い日陰(日光が30%は遮断できるような場所)が良いでしょう。

ここで少し話はかわりますが、ポインセチアを管理するのに欠かせないのが短日処理と呼ばれるものです。

 

9月後半から10月初旬かけて、日光に当てる時間を12時間以下にして40日以上毎日続けることで、葉の一部が赤く染まります。

この作業を怠ると、花芽がつかないこともあります。

 

短日処理中のポインセチアは日光に当たる時間が減りますので、その分日光に当てることができる時間はしっかり当てましょう。

 

まとめ

ポインセチアは季節によって置き場所を替えることで、通年を通して楽しむ事ができます。

夏越し・冬越しは手間がかかりますが、その分楽しめると思いますよ。

せっかくの綺麗なポインセチアですから、過ごしやすい場所に置いてあげたいですね。