ひまわりは夏の代名詞といってもいい人気のある花の一つです。暑い太陽にもめげずに、まっ直ぐに咲くひまわりの姿をみないと、夏が来た気がしない人も多い事でしょう。ひまわりの種類は100種類以上あると言われています。ひまわりの中でも、私達が庭先で見るのは園芸用のひまわりとなります。その他には食用やオイルを採るために栽培されるものもあります。園芸用のひまわりは、比較的育てやすい花といわれていて、小学校でも、朝顔、ミニトマト、ホウセンカと並んで成長を観察する為にみんなで種から観察する花となっています。しかし、いくら育てやすいといってもあるポイントでつまずいてしまう事があります。それは、ひまわりの芽の移植です。あんなに元気だったのに植え替えたとたんに枯れてしまったという経験はございませんでしょうか。移植は重要なポイントです。細かくご説明いたします。

ひまわり 芽 移植 時期

【ひまわりの芽が出てからの移植の時期】

ひまわりの種まき時期は4~6月です。ひまわりは種から育てる事も簡単ですが、苗も8月頃までは園芸店で見受けられます。苗選びのポイントは、本葉が10枚以上の苗は避けたほう無難です。理由は大きく成りすぎていて、移植のタイミングを過ぎてしまっているからです。要するに、種から育てたひまわりをもっと大きい植木鉢に移したいとか、花壇を作ったので、そこに植え替えたい等の必要がある時は、苗を買う時と同じように、5~6枚の本葉が出た頃が移植のタイミングという事です。その移植は十分注意が必要です。ひまわりの根の性質は、直根性と言って、根が地面に枝別れすることなく、まっすぐに伸びて行きます。

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その為、移植の時に太い根を少しでも傷つけてしまうと、上手く根付かなくなって枯れてしまうのです。これが移植の時に失敗する原因です。植え替えの時は根を崩さず、穴を深さ40cm程丁寧に耕し十分にやわらかくした後に、出来る限りそのままの状態で植えます。イメージは植木鉢や、ポットをゆっくりと外し、かたちは前の植木鉢のまま土に埋めて移植する形になります。小さい植木鉢から大きい植木鉢に移植する場合も同じですが、出来れば直径が24cm以上で、大きい深鉢で育てる事をオススメいたします。

まとめ

ひまわりは移植を嫌います。出来るならば最初から、移植しなくてもいい場所や、深鉢に種を植えたほうがいいかもしれません。もし、苗を買ってきたり、移植が必要になりましたら、根の周りの土には絶対に触れずに、小さい植木鉢を大きいドーナツのような形の土の真ん中にすぽっと入れるようなイメージで移植して下さい。あまり大きくなると根がうまく抜けず傷つけてしまう確率が大きくなります。本葉が5枚程になったら、直ぐに度移植を完了させて下さい。