赤や黄色やオレンジ、様々な色の花を咲かせるダリア。きれいですよね。ダリアを見にダリア園を訪れるという方も少なくないのではないでしょうか?

このダリア園、場所によってはダリヤ園と表記されている場所もありますよね。ダリアの花は「ダリア」と「ダリヤ」どっちが正しい言い方なのでしょうか?調べてみたのでご紹介します。

 

「ダリア」と「ダリヤ」どっちが正しい言い方?

ダリア ダリヤ どっち

 

ダリアは学名は「Dahlia」になり、英語では「dahlia」となるので、「ダリア」という言い方が正しい呼び方になるようです。ダリアの名前はスウェーデンの植物学者でリンネの弟子であった「アンデシュ・ダール(Anders dahl)」にちなんで付けられたそうです。和名は花の形がボタンに似ていることから、テンジクボタン(天竺牡丹)と呼ばれています。

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なぜ「ダリヤ」と呼ぶ人がいるの?

基本的には皆さんダリアのことは「ダリア」と呼んでいるようですね。ですが、一部地域の方たちは「ダリヤ」と呼ぶことがあるようです。山形県の川西町にある川西ダリヤ園もダリアをダリヤと表しています。ダリアが日本に伝来したのは1800年代のころになるようです。明治30年ごろからダリアは「ダリヤ」や「ダリヤス」と呼ばれて広く栽培されるようになったそうです。

その後、大正から昭和にかけて「Dahlia」のスペルから「ダリア」と呼ばれるようになったそうです。このことから、明治ごろからダリアが根付いている地域は「ダリヤ」と呼ぶことが多いことが分かりますね。ダリアのことを「ダリヤ」と呼ぶ地域は、古い時代からダリアが根付いていた証拠になるようです。

 

まとめ

いかがでしたか?ここでは「ダリア」と「ダリヤ」はどっちが正しい言い方なのか、についてご紹介しました。「ダリア」と「ダリヤ」は「ダリア」という呼び方が正しいようです。ですが、「ダリヤ」が間違いというわけではなく、「ダリヤ」と呼ぶのは古くからその土地にダリアが根付いていた証拠にもなるようです。地域の人たちから親しまれている花ということのようですね。