カポックは英語では正式にどんな英名で呼ばれているのでしょうか。

今回はカポックの英語での読み方などについてご紹介しましょう!

観葉植物 カポック 英語

観葉植物のカポックの英語の読み方やスペルについて

カポックはもともとシェフレラの葉っぱに似ていることから日本では一般的にウコギ科のシェフレラのことをカポックと呼ぶのです。

シェフレラは総称的にカポックと呼ばれて古くから親しまれています。

ここでもシェフレラをカポックと呼ぶことにします。

 

カポックは学名ではSchefflera arboricola(シェフレラ・アルボリコラ)、英名はHawaiian elf schefflera(ハワイアンエルフ・シェフレラ)、和名ではヤドリカフノキやシェフレラと呼ばれています。

適応する環境は最低気温5度以上、耐陰性、やや耐寒性があるとされています。

シェフレラの仲間は熱帯アジア、オーストラリア、ハワイ諸島、ニュージーランドに自生していますがアルボリコラは台湾や中国南部の地域が原産地です。

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和名であるヤドリカフノキは、フカノキに着生するという意味があります。

熱帯地域では他の期に寄りかかって高く伸びることもあるそうです。

花を咲かせることもあり、花は白っぽい黄色で控えめな印象があります。

葉っぱは7枚から10枚ほどで風車のように広がっています。

 

ホンコン・カポック(Schefflera arboricola cv.”Hong Kong”)はアルボリコラの中でも一番有名な品種です。

斑入りのホンコン・カポック(Schefflera arboricola cv.”Hong Kong”Variegata)もおしゃれで人気があります。

レタナ(renata)はコンパクトなタイプの品種です。ウェヌロサ(S.venulosa)はインド原産の子高木です。

 

ちなみに、本物のカポックとはまったく違う種類の植物です。

本物のカポックは南米が原産地で学名でCeiba Pentandra、英名でKapok tree、silk cotton tree、ceiba de lana、 bois coton、kapokier、pacae、sumauma、kankantriと呼びます。

【まとめ】

シェフレラのことをカポックと呼ぶのは日本だけのようです。

そもそものカポックは全然違う植物なので知っておくと良いでしょう。

カポックと呼ばれているシェフレラは英名でHawaiian elf schefflera(ハワイアンエルフ・シェフレラ)と呼ばれているのです。

本当のカポックはKapok tree(カポックツリー)です。