最近は、カポックが苔玉に植えられて販売されています。

カポックは生長も早く、鉢の場合と同様に苔玉の植え替えも必要になります。

 

今回は、苔玉のカポックの植え替え方法と手入れ方法のコツについて紹介します。

カポック 苔玉 植え替え

カポックの苔玉の植え替え方法と手入れ方法

カポックの苔玉の植え替え方法

カポックの苔玉の植え替えの時期はカポックの植え付け時期として適している5月~7月くらいがよいでしょう。鉢植えの場合と同じで根が生長してくると、根詰まりを起こす可能性が高くなります。

 

カポックを大きくしたくないときや、苔玉の大きさを変えたくない場合はカポックの根を切り詰めて下さい。

カポックの場合、1/3くらいまでが切れるギリギリです。

 

植え替えの具体的な方法としては、まず、苔玉の周りの苔をはがします。

カポックの根が見えてきますので根の周りの土を落として下さい。

古くなって傷んでいる根と細い根はカットします。

次にとってしまった根の周りに土をつけて、その上に新しい苔をつけます。最後に苔玉ごと水につけます。

十分水を吸ったら引き上げます。

スポンサードリンク

カポックの苔玉の手入れ方法

苔玉には虫がついたり、カビが生えることがあります。虫がつく原因には様々ありますが、肥料の与えすぎでおきることがあります。苔には肥料は必要ありません。カポックにも基本肥料はなくても大丈夫ですが、生長を早めたいときには、肥料が必要になります。それでもわずかな肥料で十分なので、与えすぎないようにしましょう。

 

カビは風通しの悪いときや、梅雨の時期に発生することがあります。特に室内で栽培している場合は蒸れやすく、カポックの根腐れの原因にもなります。できるだけ風通しのよいところに置き、日光に当てるようにして下さい。ただし、カポックは直射日光は苦手ですから、注意して下さい。

 

苔玉のカポックを鉢に植え替える場合は、周りの苔を少しはがして、そのまま鉢に植え替えます。苔をはがしたときに古い根や、枯れた根があればそれは切ってしまいましょう。植え替えはカポックにとって大きなストレスになりますので、できれば同時に剪定などをしておくと、カポックの負担が減ります。

【まとめ】

今回は苔玉のカポックのお話でしたが、カポックは苔玉で育てるべきではない、という意見があります。

通販で苔玉のカポックが販売されていますが、生長の早いカポックは、苔玉で育て続けるのは難しそうです。