アイビーは、土だけでなく水でも栽培できるので、衛生面でも場所を選ばないためキッチンやバスルームなどにインテリアとしても飾れます。水挿しのほかにもハイドロカルチャー(ハイドロボールという人工培土を土の代わりに使う方法)でも栽培できます。

しかし、水に挿しておくだけでも育つアイビーですが、水を使うわけですからカビの発生など、注意しなくてはいけない点があります。

では、アイビーの水栽培におけるカビの発生や枯れてしまう場合の対策などを紹介していきます。

水栽培しているアイビーをカビから守るには?

アイビー 水栽培 カビ 枯れる

カビが生えやすくなる環境、といえばジメジメした空間を思い浮かべるかと思います。室内で栽培している場合、窓辺の強い光で水温が上がってしまうとカビや藻が発生しやすくなってしまいます。

また、暖かい室内ですと水が汚れてしまいやすいのです。

なので、水はこまめに取り換えて、容器も洗って清潔な状態を保ち、バクテリアの発生を防ぎ、直射日光と高温多湿を避けるため風通しのいいところへ置いたり部屋の換気をしたりすると良いでしょう。

直射日光でなくても日の当たる場所に置いた水は痛みやすくなりますので、特に気温の上がる時期は毎日水替えすることを忘れないようにしましょう。

アイビーが水栽培で枯れる原因と対処法は?

アイビーは耐陰性があり乾燥に強い面もありますが、当然植物ですから枯れてしまう場合もあります。

特に水栽培で枯れてしまう原因として、鉢植えの時と同じく乾燥してから水やりをしていたり、水の量が多かったり、傷んでいた水が根から出る老廃物などが原因で根腐れして枯れてしまうことも。また、土栽培のアイビーをそのまま水栽培にした場合も枯れることがあります。

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前者の場合は、まずは水やりの管理を見直し、容器の1/5ほどまで常に水があるようにします。水や人工培土を清潔に保ち、場合によってはイオン交換樹脂などを使うと根が出す有害物質を吸収することもできますので、上手く利用しましょう。

後者の場合は新しい芽やまだ元気な部分があればそこを切り取り水挿しにして、根がしっかり出てきたらハイドロカルチャーへ移行すると失敗が少なくなります。

まとめ

瑞々しくさわやかな印象を受けるアイビーの水栽培。植物は葉だけでなく根も呼吸すると言いますし、土栽培では土が大事になるのと同じように、水の管理もより一層大切になるのですね。それでも、土よりも手軽で清潔に保ちやすい栽培方法なので、一度試してみるのも良いかもしれません。