スイートピーはイタリア原産で、つるが巻いて絡みながら伸びていく植物です。最も親しまれているものは、春咲きの品種ですが他にも夏咲きや冬咲き品種があります。北海道では気温が低いので、種蒔きの時期も年が明けてからで、春にはまだ咲いていないことがあります。

一部の環境が整備された場所で栽培されていない限りは、春には見かけることが少ないでしょう。気温が低い北海道という地域ではスイートピーはどのように育てているのかを書いていきます。

北海道でのスイートピーの育て方

スイートピー 育て方 北海道

北海度では、気温が低いので開花するのが関東などの暖かい地域よりも遅いです。そのため関東と比較すると、種まきなどの初期作業も北海道では年が明けてからに行います。

北海道では春蒔き(3~6月)が多いと言われています。他の方法としては、年明け前にも蒔いて根が広がっても、日当たりと水やり、そして凍結しないようにして管理しなくてはなりませんので作業が増えてしまいます。

植える場所ですが、以前にマメ科植物を植えていない場所を選び、日当たりと風通しがよく、水はけのいい土壌があると良いでしょう。

また酸性土壌だと生育に支障が出る可能性がありますのでできるだけ避けましょう。酸度矯正は行えたらやっておきましょう。

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水やりの頻度は土の状態によってですが、土の表面が乾燥してくるのは見てわかりますので水やりの目安にしましょう。

肥料もリン酸分が多く窒素分が少ないものを選び、一般的な与える量の半分くらいがちょうどいいので、与えすぎないように気を付けましょう。

スイートピーにも病害虫の被害を受けることがあります。害虫が寄ってきたら殺虫剤などで駆除して、気温が上昇してくるとうどんこ病を発病することもありますので、湿度には気を付けて風通しのいい状態にしておくことが良いでしょう。

まとめ

育て方自体は関東での方法とほぼ同じです。やはり北海道と関東で大きく違うのは年間を通しての気温なので、寒いと発芽しないという特徴があるので、どうしてもはいかが遅くなってしまいます。

最近では北海道も暖かくなるのが早くなってきているので、条件がそろえば関東と同じ時期に発芽したり開花するようになるかもしれません。