南アフリカ原産のガザニアは、ヨーロッパで園芸用に品種改良されて大正時代に日本に入ってきました。英語名でガザニアと言いますが、和名では花の形や姿から勲章菊と名づけられました。

夏の花壇を彩るガザニアは、グラウンドカバーとしても人気があります。寒さに弱いのですが乾燥には強いので、水を与えずに放置しておいても元気に花を咲かせます。

育てたガザニアを増やす方法はいくつかありますが、その中に「株分け」があります。今回は株分けについて、最適な時期などをご紹介します。

ガザニア 株分け 時期

【ガザニアの株分けにベストな時期はいつ?】

ガザニアは長期間割き続ける丈夫な花で、冬の寒さを乗り越えれば毎年花を咲かせてくれます。日当たりが良くないと花が咲かず湿気があると枯れるので、風通しと日当たりの良いところで育てます。ガザニアは高温乾燥に強いので、庭植えの場合は水やりをする必要がありません。鉢植えでは水をたっぷり与えますが、多湿にならないようにします。開花時期には肥料が必要で、液体肥料を10日おきくらいのペースで与えます。しかし寒い冬はほとんど成長をしないので、肥料はいりません。

 

ガザニアは園芸用で人気がありグラウンドカバーにも使われ、庭にガザニアがたくさん増えると夏に雑草が増えすぎないと言うメリットもあります。ガザニアは挿し木・株分け・種まきで株が増やせるので、どんどん増やして庭いっぱいに咲かせましょう。

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ガザニアは株が古くなってくると、花付が悪くなります。しかし株分けして増やせば、また元気に育ちます。株分けを行う時期は植え替えと同じ時期で3月下旬~5月頃、または9月~10月頃に行います。しかし秋に行うと冬の寒さに苗が耐えられず冬が越せないかもしれません。したがって春に実施したほうが安心です。

【まとめ】

ガザニアは挿し木・種まき・株分けで増やすことができます。

株分けは植え替えと同じ時期に行うので、春が最適です。秋にもできますが、小さくなった株は寒さに耐えられないかも知れません。

株分けは1つの株に3個くらい芽が付くようにして、手で株を分けます。古くなった株も株分けすると、また元気を取り戻します。