ラベンダーグロッソは交配種で、ラバンディン系を代表する品種とされ、もともと商用目的で改良をされたために、地植えでは3年も経つと、かなり大きな株(直径が1m以上とも)に生長するといわれているグロッソについて、調べます。
【ラベンダー グロッソの特徴】
・ラベンダーグロッソの特徴
(1)グロッソは、ほかの種類のラベンダーと比べて花の時期は遅いが、株は大きくなる
(2)グロッソという人物によって、イングリッシュ系とスパイク系を掛け合わせ、誕生した
(3)掛け合わせた人物の名前から「グロッソ」と名づけられた
(4)商用(切り花やオイルなど)として栽培されている
(5)グロッソは、極端に暑かったり寒かったりの環境でない限り、ほとんど失敗はない
(6)湿気を嫌うラベンダー本来の特徴を受け継いでいる
(7)グロッソは、普通、上にまっすぐと伸びるが、株の生長とともに茎は広がる
(8)剪定は必須である
(9)グロッソは、挿し木で増やす
(10)香りに深い味わいがある
[ラベンダー グロッソの香り]
商用として改良されたグロッソの香りは、「(一般的なラベンダーの香り)+(さっぱり爽やかな香り)=男の香り」と表現する人がいる様ですが、「(甘く爽やかな香り)+(さっぱりしたフローラルの香り)」と表現する人もいる様です。人によって多少の感じ方がある様ですが、グロッソの香りは、「味わいのある濃い香り」と感じる人が最も多い様です。そして、多くの場面で活躍しているといわれています。
・比較的簡単に栽培ができ、丈夫で生長が早く、香りは全体から匂い立ち、収穫した(摘み取っ
た)時に見栄えがすることから、切り花や、ドライフラワーに向いているといわれています。
・肉類など、食材の持つ生臭さを消したり、逆に風味づけをしたりなどの効果が期待できる様で
す。また、お菓子などに練り込んだり、ハーブティーとして楽しむこともできるそうです。
・入浴時にグロッソの茎と葉を混ぜて浴槽に浮かべるなどすれば、心を落ち着ける効果が期待で
きる様です。
・殺菌効果や収れん効果が期待できることから、化粧品の成分として使われている様です。
・つぼみの時に収穫し、乾燥させて作った「ポプリ」を靴の中に入れると、防臭効果を期待できた
り、枕元に置けば、ぐっすり眠れる効果が期待できるといわれています。
【まとめ】
ラベンダーグロッソの特徴は、何といっても掛け合わせによって品種改良され、それは、商用目的だったことだと思います。この品種改良によって、多くの人に受け入れられる魅力的な香りとなり、生活の中に溶け込んでいると感じました。また、グロッソには、癒しの効果や、殺菌、防臭効果など、ただ単に「香りを楽しむ」だけではない効果や効能が期待できることも分かりました。