風車のような形の大きな花を咲かせる「クレマチス」
「蔓(つる)性植物の女王」と呼ばれる美しい春の花です。
つる性植物ですが育て方が比較的簡単で寄せ植えにも適しています。
今回はクレマチスと相性の良い花をご紹介します。

クレマチス 寄せ植え 相性

クレマチスを寄せ植えするなら季節などの相性が良い花を選ぶのが大切

・クレマチスの特徴
同じつる性植物のバラと並んで人気のクレマチス。
クレマチスは5月ごろから開花が始まり、生長をしてつるを伸ばしては花を咲かせます。
真冬は休眠して2月ごろから再び芽が動き出します。
光をに向かってつるが生長するので日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。
水は多湿にならない程度に。肥料はたっぷりと必要です。
寄せ植えをする場合はクレマチスの特徴と似た性質の花を選びましょう。

・寄せ植えに適したクレマチスの種類
クレマチスの中でもフォステリー系と呼ばれる種類が寄せ植えに適しています。
緑がかった花とパセリのような形の葉っぱが特徴のです。
小ぶりなので鉢植えに適しており、他の草花とも相性が良く、ハンキングで垂らすととてもおしゃれです。
誘引をすればつるの形を自由に変えられますので様々な植物に合わせて映える姿にできます。

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クレマチスと寄せ植えすると相性の良い植物

・クレマチスと相性の良い植物

クレマチスは多肉植物やカラーリーフと寄せ植えをすると映えます。
同じつる性植物であるバラはパートナープランツと呼ばれるほど相性が良いですが、お互いの根をしっかり分ける必要があるので手入れが少し大変です。
小さな鉢でも寄せ植えを楽しめる植物を紹介します。

アコルス黄金…まっすぐ細長く葉が伸びる植物。丈夫で育てやすいのが特徴です。

スノードラゴン…葉に白い斑が入っており、柔らかい印象のあるので他の植物となじみやすく寄せ植えに適した植物です。

ヘリクリサムコルマ…真っ白なキク科の植物。

ヒューケラファンタンゴ…シルバーの葉と淡いピンクの花が特徴の華やかな植物。

他にも多肉植物と寄せ植えも可能です。
クレマチスと同じ生長期を迎えるもの、同じシーズンに休眠するものを選びましょう。

・寄せ植えする際の注意事項
寄せ植えをする場合は必ずクレマチスを深植えしてください。
成長度合いによっては支柱が必要になります。
根の勢いが強い植物と寄せ植えをするとクレマチスが負けてしまい、花が咲かなくなってしまう可能性があります。

【まとめ】

クレマチスは単体でも美しいですが寄せ植えすることによってより魅力が高まります。
是非おしゃれな鉢を作ってみてください。