色鮮やかなオレンジの花が魅力的なキンセンカ。丈夫で育てやすい品種になり、花愛好家の間では冬の定番花として、高い人気を誇ります。

一般的にキンセンカは種から育てますが、種まきはいつ?種まき後の覆土はどのようにすれば良いのか?キンセンカ初心者の方に分かるように、詳しく説明したいと思います。

キンセンカ 種まき 覆土

キンセンカの種まき後の覆土について

キンセンカの種まきの時期は、北海道等の寒いエリアを除く日本国内では、ほとんど9~10月の秋に撒く秋まきになります。

ちなみに、種は、お近くの園芸ショップ、ホームセンター、通販サイト、オンラインショップ等で購入できます。お好きな品種を選び、購入しておきましょう。

 

では、種まきの方法から。種が発芽するために注意すべき項目は、温度、水、酸素です。わたし達が目にする植物は、土の中の温度、外の気温、湿度等によって、大きな影響を受けます。特に、キンセンカは種を植える種まきの時期にその影響を受けやすいため、注意が必要です。

 

キンセンカのような秋まきの品種は、気温が高過ぎると、上手く発芽しません。ですので、少し涼しさを感じた9月中旬から下旬にかけて、暖かい地方では10月を目安に種まきを行いましょう。

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続いて、覆土ですが、種を撒いた後に土をかぶせることを覆土と言います。

キンセンカの覆土は種が隠れたかどうか、ぎりぎり種が隠れているような、3~5mm程度の覆土で大丈夫です。たっぷりめの土をかぶせてしまうと、植えた種に太陽の光が当たらず、成長に悪影響が出る恐れがあります。

少なめの覆土をかぶせ、たっぷりめの水を与えてあげましょう。どんな植物でもそうですが、水がなければ、成長できません。発芽させるまでは、土を乾かさないよう、ご注意ください。

発芽した後は、水は少なめにします。過度な湿度を与えると、病気にかかりやすくなりますので、表面の土が乾いてから水やりを行っても問題ありません。

まとめ

キンセンカは耐寒性の強い花になりますが、北海道等の寒いエリアで育てる場合は、霜除けをしておきましょう。霜除けを行うと、苗の成長が早くなります。

種から育てる基本をマスターすれば、どの品種でも、どの種類の花でも上手く咲かせることができます。ぜひ、様々な品種にチャレンジしてください。