クロッカスの水栽培はインテリアとしても日々の癒しとしてもおすすめです。

球根の水栽培は土を使わず衛生的で室内に居ながら根が伸びて花芽が付いてと身近に成長を感じられ、観察していても楽しいものです。

ヒヤシンスやクロッカスは容易に育てられるので人気です。そんな水栽培ですがちょっとしたコツがあります。

球根の性質を知った上で挑戦すると失敗が少ないと思いますのでそのポイントを紹介します。

クロッカス 育て方

クロッカスの水栽培の育て方。そのポイントとは!?

まず水栽培に必要な器ですが様々なものがあります。球根の大きさやご自分の好みに合った物など又ペットボトルで作る事もできます。

でも一つ目のポイントは容器にではなく大事なのは水の量です。正確には水の位置です。球根の根が出て来る位置に水位を合わせ、球根自体には水が浸からない様にするのです。球根は湿気に弱く、腐り易いからです。そして根が伸びて来たらそれに合わせて水位を調整して球根をカビさせない様気をつけましょう。根を育てている間は暗く涼しい環境にしてあげます。

二つ目のポイントは発芽したら今度は明るい日の当たる風通しの良い場所に移します。栽培が始まってから水は週に1回は交換し綺麗な状態を心掛けましょう。水の交換に便利な水栽培用で受け皿がセパレートする物もあるので容器にこだわるのも案外お世話のモチベーションUPに繋がっていいかもしれません。

クロッカスの水栽培では肥料はどうする?

球根の水栽培においては元々球根内に栄養を蓄えているので肥料は不要と言われています。花芽が出て来たら薄めた液肥を水替えの時に入れると良く育つとの見解もあるので必要ならばその使用する液肥の容量用法を確認して使用してください。

また根から出る老廃物による汚れが気になる人は根腐れ防止剤を使っても良いでしょう。

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クロッカスの水栽培の時期とは?!

クロッカスの水栽培には適した時期というものがあります。秋植えクロッカスの球根ならば9月頃から店頭に並ぶのですが、すぐに水栽培してはいけません。早すぎると上手くいかない事があるのです。守って欲しい球根のルールを理解しましょう。

簡単に言えば球根を寒さにあわせ、花期に合うように栽培をスタートする事です。

花が咲くまでの成長期間が3~4ヶ月掛かりますので逆算しますと花期が2~4月のクロッカスならば花期の3~4ヶ月前の11月~12月頃が栽培スタートに適すると言う事になります。それに球根は寒さに2ヶ月程合わないと花芽を付けないので9月に球根を購入したら、まず暗く涼しい場所で2ヶ月程保管した後の11月~12月が栽培時期となりますね。保管場所にお困りの場合、紙などに包んで冷蔵庫等に保管する方法もあります。

【まとめ】

クロッカスの水栽培の育て方のポイントは2つありました。一つは水の量を調整しながら根を育て球根を腐らせない。二つ目は花芽が付いたら日当たりの風通しの良い場所へ移す。栽培時期は球根を購入したら寒さに合わせてから11月~12月頃に栽培を始める等です。せっかちにしてルールを早めてしまうと成長に問題が生じる事もあるので購入の際は充実した球根を吟味しつつ花期を確認し計画性を持って栽培する事が成功への鍵と言えるでしょう。