観葉植物のグズマニアは、南の島をイメージさせるような雰囲気で、インテリアとしても人気の観葉植物として知られています。グズマニアは、比較的育てやすい植物ですが、グズマニアを枯らさないようにするには、育て方に他の植物とは違ったコツがあります。そこで、観葉植物のグズマニアの育て方と、枯らさないコツについてご紹介します。
【観葉植物のグズマニアの上手な育て方!!失敗しない育て方は?】
観葉植物のグズマニアの育て方は、育てる環境や水やりなどのポイントをおさえれば失敗しないで上手に育てることができます。
・グズマニアの環境
グズマニアは、高温多湿を好んで生長しますが、実は直射日光にあたるのは良くありません。日差しが強い場所でなく、直射日光を避けて夏なら半日陰になる環境に置きます。冬は、部屋の中の明るい場所で育てるようにしましょう。グズマニアの開花株は、多少の日照不足の環境でも十分育ちます。
・温度環境
グズマニアの温度環境は、元気に生長するには約13~15℃ほどの環境下に置き、冬越しする場合は、寒さに弱いので約5℃以上を保つようにします。観賞で楽しむには約10℃~12℃の環境下で育てるのが適しています。
・水やり
観葉植物のグズマニアの水やりは、育て方の中でも大切なポイントです。グズマニアの真ん中の筒状になっているところに、水をたっぷり注ぐとグズマニアはその溜まった水を吸い上げて生長していきます。ただ、グズマニアは冬の季節になると水の吸収力が落ちます。なので、与え過ぎてしまうと、古い水が溜まって枯れてしまうことがあるので、しっかり水の入れ換えが終わったタイミングで水やりを行うようにしてください。
・グズマニアの肥料
観葉植物のグズマニアに肥料を与える場合は、化成肥料か発酵油粕を生育期の時期に与えるようにします。頻度は、生育期の2ヶ月に1回程度与えましょう。肥料は、グズマニアの生長を促してくれます。
【観葉植物のグズマニアを枯らさないようにするコツとは?】
観葉植物のグズマニアの育て方で、心配になるのが枯らしてしまうことだと思います。グズマニアの育て方でも紹介したように、グズマニアは熱帯雨林で育ってはいるものの、直射日光が当たる場所は適していません。強い光が当たる場所では葉焼けを起こします。グズマニアを枯らさないように生長させるコツは、グズマニアの環境にあります。冬であっても、レースのカーテン越しに日光が当たるようにするなどして直接太陽が当たらないように工夫しましょう。
また、グズマニアは、貴湿度を好む性質があるので、湿度は60%以上をキープするのも枯らさないコツです。乾燥している時期は霧吹きで湿度を与え、筒の中の余分な水は、鉢植えを逆さにする方法で水を排出しまいます。後は、土のみに水やりを行えば大丈夫です。
まとめ
グズマニアが枯れるのは、害虫がついていることが原因になることもあります。害虫を見つけたら、葉っぱを傷つけないようにすぐに駆除することも大切です。では、観葉植物のグズマニアの育て方のポイントをおさらいしておきましょう。
・直射日光は避けて、夏なら半日陰、冬は、明るい場所で育てる
・元気に生長するには約13~15℃ほど、冬越しは約5℃以上を保つ。観賞で楽しむには約10℃~12℃で。
・水やりは、筒状になっているところにたっぷり注ぐ
・肥料は、生育期の2ヶ月に1回程度与える
・直接太陽を当たらないように工夫する
・湿度は60%以上
・霧吹きで湿度を与える
・余分な水は排出する
グズマニアがうまく育って花後になると、今度は子株が芽を出してきて新たな命が宿り、ますます育てるのが面白くなりますよ。