グズマニアの魅力は、トロピカル感満載の花ですよね。グズマニアの花といっても、鮮やかな色を見せている部分は、葉が変化した「苞」です。グズマニアは、この花苞がきれいに咲くことで魅力を発揮します。

そこで、グズマニアの開花時期や、花が咲いている期間はどれぐらいなのかについてご紹介します。

グズマニア 開花 時期

【グズマニアの開花時期!花が咲いている期間はどれぐらい?】

グズマニアは、パイナップルの仲間で木々の上に着生する「着生植物」です。草丈は、20cmから長いと60cmほどまでにも生長しグズマニアの花を引き立ててくれます。もとは、中南米に自生していた植物で、高温多湿の環境を好み環境が適していれば鮮やかな赤や、オレンジやピンクなど様々な色合いの花を咲かせて楽しませてくれます。

グズマニアの開花の時期は、品種にもよりますが5月から10月にかけてです。約3ヶ月から5ヶ月の期間、南国の花を感じさせるいい色合いの花を咲かせます。グズマニアが人気となっている理由は、この色鮮やかな花が南国の雰囲気をかもしだし、トロピカルな季節を感じさせるところです。

グズマニアの花は、3ヶ月から5ヶ月ほど花の観賞を楽しませてくれますが、その花が終わったら、もう二度とその株元から花を咲かすことはありません。つまり、数か月間元気に花を咲かせても、そのシーズン1回限りでもう花は咲くことがないんですね。

その代わり、開花時期が終わった、グズマニアの株元が色あせて枯れてくると、子株の芽が出始めてきます。グズマニアの株元は、そのまま終わっても、今度は子株が誕生してその子株が次の年に花を咲かせてくれるというサイクルで育つのがグズマニアの特徴です。

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また、通常なら、土に水やりを行って育てていく植物が多いですが、グズマニアの場合は違います。グズマニアは樹木の上などに着生する植物なので、根に水をやっても生長しません。グズマニアの水やりは、グズマニアの真ん中にある茎が何枚か重なり合っている筒状の部分に水を与えます。そうすると、グズマニアはそこから水分を吸い上げて水分補給をしていきます。

熱帯地域で育つグズマニアですが、直射日光には弱く寒さも苦手なので、グズマニアの育つ環境は、直射日光が当たらない場所で、高い湿度があることと冬は、5℃以上の気温の中で育てるのが適しています。

まとめ

グズマニアは、一回きりしか花は咲かせませんが、開花すると数か月間は観賞が楽しめる花なんですね。では、グズマニアについてまとめました。

・グズマニアの開花時期:5月から10月(品種にもよる)

・開花期間:約3ヶ月から5ヶ月

・その花が終わったその株元から花を咲かすことはない

・グズマニアは、筒状の部分から水分を吸い上げて育つ

・直射日光には弱く寒さも苦手

・冬は、5℃以上の気温の中で育てるのが適している

グズマニアが楽しめるのは、ちょうど初夏から秋の初め頃なので、この時期はインテリアとして飾ると南国ムードが部屋中にあふれて季節を感じさせてくれますよ。