カモミールはガーデニングに最適な草花の一種とされ、乾燥させてハーブティーや芳香剤などに多く利用されているようです。多年草でひとつの株からたくさんの花を咲かせる他、栽培が容易なので、花の収穫時に種も収穫して、株を増やしていく方も多いと言われています。カモミールの種の収穫について調べてみました。

カモミールの種の収穫はどうやるの?

カモミール 種 収穫

カモミールは3月ごろから花を咲かせ始めて、だいたい初夏を迎えるころには、すべての花が咲き終わると言われています。中心部分が黄色、花びらが白い、3センチぐらいの花を多数咲かせると言われ、また、リンゴに似た甘い香りがするとも言いわれています。カモミールという名前はこのリンゴの香りから付けられたという説もあるようです。カモミールの花が咲き終わる頃、白い花びらが反り返り、中央の黄色い部分が盛り上がっていくとされ、楕円形ぐらいまで生長すると、種の収穫ができるようになると言われています。花の下5センチ程度ぐらいを切り取って、ボウルなどに入れて収穫するようにすると良いようです。楕円形の部分を軽く触れるだけでポロポロと種が落ちていく様子から、カモミールの種は「こぼれダネ」と呼ばれることもあるようです。

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カモミールの種の収穫タイミングは?

カモミールの種の収穫タイミングは、ドライハーブにする分を収穫した後が最適だと言われています。カモミールのドライハーブを作る場合には、花びらが反り返った頃に花の部分を収穫するようです。この収穫した花を1週間ほど天日干しするとドライハーブが完成し、ハーブティーや入浴剤などに利用できると言われています。種が収穫できるようになるには、この花びらが反り返った後、真ん中の黄色い部分が大きく生長した時とされているため、ドライハーブ分の収穫後が適していると言われているようです。

まとめ

カモミールの種は花が咲き終わる頃、花びらが反り返って真ん中の黄色い部分が大きく生長したころ、ということがわかりました。ドライハーブの収穫時期でも種は収穫できるようですが、こぼれダネまで生長させたほうが虫がつきにくいとする説もあるようです。