ハーブとしても観賞用としても魅力的なカモミール。買うだけではなく自分で育ててみたい!という方もいるでしょう。カモミールを育てるときのコツは?植え方で気をつけるところはあるの?今回はローマンカモミールの苗の育て方についてご紹介します。

ローマンカモミールの苗の育て方

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ローマンカモミールは水はけのよい場所、日当たりのよい場所を好みます。あまり大規模に広がる植物ではないので、鉢植えなど小さめの器で育てた方が管理もしやすいです。将来的には小規模な芝生程度くらいが適しているといえます。

日当たりのよい場所を好むとは書きましたが、高温多湿は得意ではありません。夏は直射日光にあたると傷んでしまうこともありますから、日陰に鉢植えをおいてカモミールを日光から守ってあげましょう。

水やりはあまり頻繁に行う必要はありません。基本的には土がやや乾いているくらいを維持していくことになります。土よりも葉っぱの方に水をまいてあげるとよいでしょう。鉢植えで水やりをする場合は根腐れをしないように注意しましょう。

ローマンカモミールの苗の植え方

苗を植え付ける場合は風通しの良さを見越して間隔をあけていくことが大切です。複数のカモミールの葉っぱがぶつかったり、窮屈になって風通しが悪くならないよう、20~30センチの間隔で植えていきます。もし夏場に葉っぱが大きく成長し蒸れるようであれば、刈り込んで対策をします。

ちなみに鉢植えでカモミールを育てた場合、翌年以降は根っこが回りやすくなりますので、植木鉢から植え替えをすることをおすすめします。

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カモミールの苗を植える適切な時期は?

ローマンカモミールはゆっくりと成長する植物です。ジャーマンカモミールと比べると開花するまでにやや時間を要するので、開花を見越して苗を植える時期を考えなくてはなりません。

ローマンカモミールの苗を植える適切な時期は春から初夏にかけてといわれています。夏場を迎えることになりますので、前述の暑さ対策をしっかりすることが育成のポイントになります。

まとめ

リンゴのように甘い香りを漂わせるカモミールですが、その栽培は暑さと水やりの加減が肝となりそうです。ローマンカモミールは病気に強い植物ですので病気の心配はあまりありませんが、日本の高温で湿気の高い暑さは苦手な様子。水をいっぱいあげすぎると腐ってしまうので、こまめに様子を見てあげましょう。