四つ葉というとクローバーを思い浮かべますが、四つ葉のクローバーを見つけたつもりが、実はカタバミの四つ葉だったということがあるそうです。カタバミとクローバーの葉は似ていますが、カタバミの葉はハートの形で、クローバーは丸い形で違う植物です。

カタバミにも四つ葉が出現することがあります。四つ葉が現れるのは遺伝的な変異で、カタバミの場合、クローバーの四つ葉よりも出現率が低いと言われています。もし見つけることができればかなりラッキー、ということです。

その四つ葉のカタバミには素敵な花言葉があります。では、その意味や由来をみていきます。

四つ葉のカタバミにはこんな花言葉があった!?

カタバミ 花言葉 四葉

カタバミは春から秋にかけて黄、ピンク、赤などの花を咲かせる多年草です。日本全国に、そして世界中に広く分布しています。

カタバミの花言葉は、「喜び」「輝く心」「あなたと過ごしたい」です。「喜び」の由来は、ヨーロッパから来ています。

カタバミはスペインやフランスでは「ハレルヤ」と呼ばれています。「ハレルヤ」とはキリスト教で、主をほめたたえよ、という意味です。

春、カタバミの花の咲く頃が、キリスト教にとり最も大切なお祭り「イースター(復活祭)」の時期と重なります。

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そのためイエス復活の喜び、または聖母マリアを想いハレルヤと、唱えることから「喜び」という花言葉になりました。

「輝く心」は日本が由来となっています。昔、真ちゅうの仏具や鉄製の鏡を磨くのに、カタバミの葉を使用したことから、「輝く心」となったと言われます。

そしてその磨かれた鏡に恋しい人の顔が映るという話から「あなたと過ごしたい」となったと言われています。

まとめ

四つ葉のカタバミは、クローバーの四つ葉よりも出現率が低い非常に希少だということがわかりました。

そして花言葉の「喜び」にはキリスト教の「イースター(復活祭)」にちなんだ大切な意味があり、「輝く心」や「あなたと過ごしたい」には、カタバミの葉で鏡を磨いていたことから、恋しい人の顔が映るという日本の昔話にからめて、素敵な由来がありました。

いかがでしたか?花言葉の意味を知れば、ただ道端に咲いているカタバミを見る目も変わるのではないでしょうか。