アザミの種というとあの綿毛がどこからともなくふわふわと風邪で飛んでくるというイメージがあるかも知れません。実際日本原産で自生しているところも多いと思うので、自然が豊かなところだと特に見つけられることも多いのではないのでしょうか。

さて、丈夫で園芸初心者にも育てやすいと言われているアザミですが、その種はどこで販売しているのか、どれくらいの値段がするのかなど、アザミを育てる上で最初に気になる種について紹介していきます。

アザミ 種 販売

アザミの種はホームセンターでも販売されている

アザミは野草としてなじみがありますが、園芸種も複数改良され、その種はホームセンターなどでも販売されています。

切り花としておなじみのアーリー・ピンク、園芸種としてよく知られるルリタマアザミなどがよく見られると思います。そのほか、ネットなどで検索してみると大輪の花を咲かせるフジアザミの種を扱っているところもあります。

種の値段の相場はお店や種の封入数にもよりますが、一袋でおよそ250円から400円くらいの範囲で購入できるようです。

なお、種は25粒のものから60粒のものもあり、種の数は多いのですが種が古いと発芽しにくくなりますので注意しましょう。

アザミの種まきは暖地の場合は10月頃に種をまき春に花を咲かせます。寒冷地の場合は3月頃にまき、花が咲くのは夏となります。

アザミの種は乾燥に弱いのでなるべく保存するより一度にまいてしまうのが良いです。種をまいた後は土を軽く被せ、日当たり・風通しのよいところで管理しつつ水やりをします。

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因みに、少々話は逸れますがアザミの種子というと、ネットで検索すると園芸種のほかにマリアアザミ(ミルクシスル)という品種の種が販売されているのが見つかります。

こちらの品種の種は栽培用もありますが多くは鳥の餌やサプリメントとして販売されており、傷付いた肝臓の修復を助けると言われる成分が含まれているとされていて、ヨーロッパなどで古くから薬として用いられることもあったのだそうです。

【まとめ】

野草として生えているアザミの種を採取するのも良いですが、都会など緑の少ない所だとそもそも見つからない場合もあります。

当然ですがお好みのアザミの種類も選べますし、広い所で大量に育てるならばやはり種を購入してまくのが良いと思います。