チューリップは外国から輸入された花ですが、日本では気候の適した場所、新潟、富山、鳥取などで育成されています。チューリップは普通球根から育てますが、植えっぱなしの可能な品種はあるのでしょうか?では早速調べてみましょう。
【チューリップの植えっぱなしの品種には?】
植えっぱなしが大丈夫なチューリップの品種は原種系のチューリップです。それはアジア地域で育っている品種なのですが、日本にある品種は２０～３０種類位です。この品種は絵に描かれているチューリップと違って花びらも開いているので、少し違うかもしれません。具体的に品種をあげていきますと、トルケスタニカは房が黄色で白い花弁でたくさんの花をつけます。この品種は日向の所に植えた方がいいです。赤と黄色のバランスがよく縦長の花が咲いています。鮮やかな桃色の花が咲くヘレナというチューリップです。少し早咲きの種類です。美しさを考えると他の品種と一緒に植えると綺麗で効果的なようです。
いずれも日当たりのいい所に植えた方がいいです。
チューリップを植えっぱなしの品種の育成についての注意点ですが
- 化学肥料ではなく水はけのよい土で肥料は自然肥料を混ぜた物で土を時々入れ替えないとチューリップにいく栄養が少なくなって成長が阻害されます。そのため土壌の管理は重要なポイントになってきます。
- チューリップの球根は高温に弱いので球根3個分の深さに植えます。
- 気温の低い冬の時期を経過させることで春に開花する花は綺麗になります。そのため、チューリップのよく育つ地域は寒い新潟や富山、鳥取など日本海側の地域です。その他の地域でも気温は調節すれば、大丈夫ですので注意して育てましょう。
【まとめ】
チューリップの植えっぱなしの品種は原種だという事ですが、原種であればそれだけで育つという事ではなくて、土壌や植え方、また冬の過ごさせる温度の調節などの点に注意しなければいけません。日本の中でチューリップの育つ環境に適した地域は新潟、富山、鳥取等日本海側のの冬に比較的寒い場所ですが、その他の場所でもポイントに注意しながら育てればきれいなチューリップの花を咲かせることができるでしょうから、トライしてみてはいかがでしょうか。
