紅花は中国からシルクロードを経て日本に渡ってきたと言われています。

昔から多く栽培されており、今でも日本では山形県を中心に栽培されているようです。

栽培されたものは口紅などの化粧品や美容オイルなどいろいろなものに使用されています。

そんな紅花は薬膳にも使用されているようです。その薬膳の効果も気になりますね!

それでは今回は、薬膳に使われている紅花の効能についてご紹介します!

紅花 薬膳 効能

紅花の薬膳での効能は!?

薬膳の材料として紅花は良く使われているようです。

血液の流れを改善してくれる活血化瘀作用があるので、血行不良による高血圧や狭心症、動脈硬化、脳梗塞、月経痛、月経不順、打撲や外傷などに用いられることがあるようです。

 

紅花は、東北地方を中心に生産され、海外ではエジプト、インド、インドネシア、アメリカ、オーストラリアなどで生産されているようです。

 

紅花は体を温めてくれる性質をもっているため、血行の流れをスムーズにし、特に「心」「肝」の症状に効果が期待できるそうです。

臨床応用としては、血行不良の諸症状に主に使われることが多く、高血圧や狭心症、 静脈血栓症、静脈瘤、脳梗塞、高脂血症、動脈硬化、糖尿病などに用いられ丹参、川芎、芍薬などと一緒に使われることが多いようです。

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血液の流れが悪くなっておこる、月経痛、無月経、不妊症、更年期障害などにも効果が期待でき、こういった婦人病には「芎帰調血飲第一加減」や「折衝飲」などの漢方薬が使われることがあるようです。

 

紅花には、消炎、鎮痛作用もあるとされているので、打撲や外傷、やけどなどにも効果が期待でき、「治頭瘡一方」などがあるようです。

まとめ

今回は、薬膳に含まれる紅花にはどのような効能があるのかについてご紹介しました。

紅花は血行不良などの改善などに効果的ですが、それ以外にも外傷や打撲、やけどなどの怪我にも効果が期待できるということがわかりました。

紅花は古くから栽培され、古くから使用され今でもいろいろなものに使用されています。

紅花は体に悪いというイメージを持っている人も多いようですが、それは間違いで健康によく漢方薬などに使用されている植物のようです。