バラにはつきもののとげ、刺されたことは一度や二度ではないはずです。バラを栽培していないくても、頂きもののバラでチクッと刺してしまった人も多いでしょう。バラのとげに刺さるとジンジン、ジンジンと痛みます。
ところで、バラのとげに刺さると痛いだけでは済まないかもしれないことを、知っていましたか。こちらではバラのとげによる感染症についてご紹介します。

バラ とげ 感染症

 バラのとげの感染症を防ぐには?

バラのとげに刺さるとスポロトリクム症という、舌を噛みそうな感染症にかかる恐れがあります。この感染症は真菌が小さな傷から、体の中にはいることで感染すると言われています。バラのとげの他にも木や苔などからも感染するということです。農家さんや園芸家など植物にまつわる仕事をされている人が、感染することが多いのですが、趣味で園芸を楽しんでいる人も感染する可能性があります。もちろんとげに刺さったり、小さな傷を負ったからと言って、必ずしも感染するわけではありませんが、まれにとげに刺さってまれに化膿して、重症になることもあるということですので、用心するにこしたことはありません。

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ということで、バラ栽培するに当たってはどうしてもとげ対策は必要です。なんと言っても、日頃のお手入れから、年に数回の剪定などもあるのですから。刺されないように予防するに越したことはありません。
まず感染症の予防は、とげに刺さらないようにするのが一番の予防法ですね。バラのとげは意外と鋭いので、普通の軍手やゴム手袋ではグサグサと、大事な指を傷つけてしまいます。
ホームセンターや通販ショップに良い手袋がいっぱいあります。1万円以上もする、恐らく専門家ご用達の手袋、これは家庭のバラ栽培家にはちょっと高額ですね。だいぶ手頃になりますが、刃物からも守ってくれる手袋、爪付きで便利なガーデニンググローブなどいろいろありますので、バラ栽培のお手入れのさいにひとつ準備しておくことをおすすめします。

【まとめ】

バラのお手入れちゅうに万が一とげに刺さってしまったら、そのままにせずにすぐに抜いて、消毒してください。腫れて化膿して腫れてくるようなら念のため、医師の診察をおすすめします。
感染症にかかる、かからないなどどちらにしても、とげには刺さりたくないものです。とげ予防の手袋で対策して、バラ栽培をより楽しいものにしてくださいね。