ハイビスカスの真っ赤なお花がお気に入りで、自宅で育てている方も多いと思います。ハイビスカスは、大きくなると剪定をすることがあると思いますが、その際挿し木をすると、株を増やすことができます。

この記事では、ハイビスカスの挿し木に挑戦したい方向けに、そのやり方や時期などについてご案内いたします。

ハイビスカスの挿し木のやり方は?

ハイビスカス 挿し木 時期 やり方 水挿し

ハイビスカスを挿し木する場合は、葉がたくさんついている元気な枝を選びます。枝から葉っぱを1~2枚つけた茎を剪定するように数本切り取ります。

植物活力液を薄めた水に半日以上つけることで、挿し木を定着させるエネルギーを蓄えてもらいます。さらに、切り口に発根促進剤を塗ります。こうすることで、発根する可能性がぐんと上がります。

小さなポットに用土を入れて湿らせておき、挿し木を植えて、水を切らさないようにしながら日陰で管理してください。

根っこがちゃんと生えてきたのを確認したら、苗として地植えするか、大きな鉢へと植え替えてあげてください。

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ハイビスカスの挿し木の時期は?    

ハイビスカスを挿し木する場合は、ハイビスカスが最も元気に育つ夏より少し前、初夏のころがよいです。5月~7月ごろですね。朝夕の気温が低い地域は、朝夕の最低気温が20度以上になったころを狙うといいでしょう。

ハイビスカスの挿し木は水挿しできる?         

ハイビスカスの挿し木は、水挿しで発根させることが可能です。水挿しで発根させる利点は、害虫にやられにくいことや、水切れの心配がないこと、さらに、容器の水を手軽に入れ替えることで水やりができます。何より、発根したのか確認するのが簡単です。

しかし、水挿しのままだとちゃんと育たないので、発根したら必ず土に植えてあげましょう。

ちなみに、挿し木で増やすハイビスカスは、オールドタイプとコーラルタイプです。ハワイアンタイプのハイビスカスは、接ぎ木で増やします。

まとめ 

いかがでしたか?今回はハイビスカスの挿し木での増やし方をご紹介いたしました。発根させるまでのお世話が気を抜けず大変ですが、是非挑戦してみてください。挿し木で株を増やすと、可愛がっているハイビスカスの家族ができるみたいで、愛着もわきますよ。