シランは、種や苗からでも球根からでも育てることができ、ラン入門者にとっては容易に育てることができるランであるとされています。シランを球根から育てる場合はどのように育てるのでしょうか。

シランの球根からの育て方

 

シラン 球根 育て方

シランは、種から育てることもできるようですが、種まきをする時期は、9月~11月がよいようです。ラン科の植物はラン菌のサポートが何より重要であるとされていますが、シランも同様にラン菌を多く持つ親株の株元付近に種まきをしてあげるとよいようです。

順調であれば3年以内に花を咲かせると言われているようです。シランは、花が成熟すると弾けるようにして種が飛び散って庭のあちこちにシランが咲くことがあるそうです。

ですから、シランは植えていれば自然と種を蒔いているということになるようです。苗植えの時期は、4月~6月と9月~10月がよいとされています。

鉢植えの場合の鉢のサイズは、苗よりも大きいものを選ぶとよいようです。地植えをする場合には、日当たりのよい場所に植え、植える深さはバルブの頭が隠れるくらいがよいようです。

シランの球根は、掘り上げて保存をする必要のない球根であるとされています。土の中で、春になると球根から笹のような茎をのばして赤紫のランの花を咲かせるそうです。

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秋の終わりごろには葉を落として休眠にはいるそうです。また、球根から増やすのは初心者でも簡単とされています。球根で増やす際には「分球」といって、地下球が毎年分球しながら増やしていくそうです。

球根に芽がついていることを確認して、地下球を分けるそうです。芽の無い地下球でも植えておくとたいていの場合は発芽するそうで、2年目以降には花をつけるようです。

シランは、日照不足になると花付きが悪くなったり、花自体が伸びなくなってしまうようなので、日当たりのよい場所を選んであげることが必要のようです。

また、耐寒性は、凍らない限りは枯れる心配はないようですが、寒冷地では、地植えでの越冬は厳しいようなので、鉢植えで育てるのがよいようです。

まとめ

シランは、ラン科の中でも育てやすいと言われているそうですが、球根を休眠させて春になったらまた自然と花が咲いてくれるのは手間もいらず嬉しいですね。