紫陽花の花を楽しんだ後、来年もまた紫陽花の花を楽しめると思ってそのままにしている状態にしていることが多いですが、毎年楽しむためには、紫陽花の花を楽しんだ後のお手入れが大事になります。本来ならば剪定はしない方がいいのですが、年々大きくなってスペースをとり、花の咲く位置が前年よりも高くなってしまうので、剪定は大事です。

では、どの場所を剪定したら良いのかわかりにくいのが紫陽花です。ここで紫陽花の花の後のお手入れ方法を簡単に紹介します。

毎年紫陽花を楽しむには花の後のお手入れがポイント

紫陽花 花 後

まずは、紫陽花の剪定は色々な方法がありますが、来年も花を楽しむためには失敗の少ない二段階の剪定をすることです。1度目は、花が咲き終わってすぐに、花から2~4枚の葉の位置で枝を切り詰めます。小さくしたい場合にはもう少し短くしても構いません。2回目は、秋のはじめごろに、1度目の剪定の後に、切ったすぐ下の芽が伸びて新しい枝になるので、この下に新しい花芽ができるので、この上で切り落とします。

また、剪定を一度にするには花の後で咲いていた枝を、花が咲かなかった枝との分岐点で切り落とします。これは花の咲いた枝を切って、今年の花が咲かなかった枝を残すことをポイントとします。そして、紫陽花の花の後の剪定は、あまり大胆にしない方がいいです。

翌年花が咲かないことがあるからです。剪定の注意点については、翌年咲く花芽は秋ごろに完成しており、準備万端で冬を迎えることとなりますので、秋ごろには葉の付け根にある花芽ができてから行うようにしましょう。

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また、紫陽花の花の後のお手入れは、鉢植えの紫陽花にも行います。鑑賞用として育てている紫陽花の場合は、飾っている雰囲気や樹の形を意識する必要があります。枯れた花を放置すると、株が弱ってしまい、翌年花が咲かない原因にもなってしまいます。

特に最初に紫陽花を買ったばかりの時は、花の後のお手入れが大事になります。このときは、花が終わったら必ず花の後のお手入れをしましょう。地植えにしている紫陽花も同じく、花の後の剪定はしっかりするようにしておきましょう。次の年の花が咲かない可能性がありますので、注意が必要です。

もし、地植えの紫陽花が大きくなりすぎてしまったら、思い切った剪定をして樹形を整えることが必要となります。しかしそうすると翌年は花が咲かないことがあります。翌年も花が見たい時には、樹の半分くらいを地際から切り戻し、翌年は花の二節目で切り落とす剪定をします。こうすると翌年も花が楽しめます。

まとめ

紫陽花の花の後のお手入れは、鉢植えでも地植えでも次の年の花を咲かせるためには重要です。もしも鉢植えの場合は、植え替えを花の後に行います。そうしないと次の年に花が咲かないばかりか、枯れてしまう原因にもなります。

特に根元を乾燥させないようにすることが必要となります。花の後の剪定は、切りすぎてしまうと花が咲かなくなってしまうので注意が必要です。まずは、2段階に分けての紫陽花の花の後の剪定をすることです。