今や色とりどりで一重咲き、八重咲きと様々な形のあるガーベラですが、もとはヤメソニーという名前の品種が原種なのです。ヤメソニーは赤い細身の花弁が特徴で南アフリカが原産です。これが品種改良されたことで様々な種類が増え、現在も改良が続けられており新しい品種が誕生しています。そんなヤメソニーは現在出回っているガーベラの品種よりも丈夫であり、暑さや寒さに耐えるため育てやすい品種です。

育て方は通常のガーベラの育て方とかわらず、春と秋に花を咲かせます。花弁は非常に華奢な雰囲気ですが株が大きくなると次々に花が咲くので、非常に華やかです。そこで今回はヤメソニーの育て方を紹介いたしますので、ぜひ育ててみてください。

ガーベラの原種を育ててみよう!育て方を紹介

ガーベラ 原種 育て方

まずは買ってきた苗を植えるための土を整えましょう。丈夫なので地植えにもできます。水はけのよい土壌に粒状の化成肥料を混ぜた栄養豊富な土壌が適しています。日光が好きな植物のため、日のよく当たるところに植えましょう。

温度差に強い品種ですが高温多湿を嫌うため湿気の多いところは避けて、株と株の間隔を開けて植えることで風通しを良くするようにします。また水を与えすぎると腐りやすくなるので、水は土が乾いてきたら与える程度にし、花が咲く季節には適宜肥料を与えると花付きが良くなります。肥料は地植えの場合、花が咲く3~6月、9月~10月に粒上の化成肥料を株の周りに置く、置き肥を行うと良いです。

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この際、肥料は窒素が多いものを使うと葉が成長して花が付きにくくなるため注意しましょう。多年草のため、うまく育てば何年も花を楽しむことができますし、株が大きくなると沢山の花が次々に咲くため、切り花として収穫すると沢山収穫できるので、非常に楽しみがいがあります。

まとめ

ガーベラの原種はヤメソニーという名前の南アフリカ原産の花です。現在出回っているガーベラの品種はこのヤメソニーが品種改良されたものなのです。ヤメソニーは赤い細身の花弁が特徴的で小柄な花をたくさん咲かせます。温度差に丈夫で育てやすい品種で育て方は通常のガーベラの育て方と違いは特にはありません。

高温多湿を避け、水やりは土が乾いて来たら与える程度がちょうど良いです。うまく育てれば株が大きくなり、たくさんの花が長い期間次々に咲きます。