ガーベラは可愛らしくて元気な花で、贈り物としても人気があります。まっすぐに伸びた花茎から、5~10センチほどの花がたくさん咲きます。では、ガーベラを生ける際にはどのような点に注意すればよいのでしょうか。

ガーベラの生け方についてポイントをご紹介します。

ガーベラの花の生け方はどのようにすればよい?

花 生け方 ガーベラ

明るくて元気なイメージのガーベラは、生花としては年中出回っており、カラーバリエーションも豊富です。花びらが二重や三重になった八重咲きや、花びらが細く先が尖ったスパイダー咲きなど、花の種類や咲き方もさまざまです。

ガーベラを長く楽しむために、生ける時の大切なポイントがいくつかあります。花の周りにセロファンの保護カバーがついていることがあります。保護カバーは輸送中の花びらを保護するためのものなので、買ってきたら取り除きましょう。

ガーベラは、茎の中が空洞の花です。斜めに切ると切り口が腐りやすく水が汚れてしまうため、茎は真っすぐにカットするようにしましょう。

ガーベラを生ける前にもうひと手間として、湯あげをするとよいです。湯あげとは、茎の切り口をお湯につけることです。ガーベラの茎を温度の高いお湯につけると、茎の中の空気が膨張して水の通りが良くなります。

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お湯につけた後、すぐに水に入れましょう。水圧をかけることで、通りの良くなった茎の管を通して、花まで一気に水が吸い上がります。

このひと手間を加えると、ガーベラが水をよく吸い上げてみずみずしい状態が続き、長持ちします。ガーベラは茎が腐りやすい花です。花瓶に深く水を入れると茎の途中が腐ってしまい、花が綺麗に咲いているにもかかわらず、水を吸わなくなってしまいます。

そのため、花瓶には浅く水を張るとよいでしょう。またガーベラの茎は、非常に柔らかいです。少しずつ茎を切り戻し、常に切り口を新鮮な状態にしておけば、水を吸い上げる力が持続します。

花瓶の水はこまめに替えて、清潔を維持するように心掛けましょう。切り花延命剤を使うのも効果的です。

まとめ

ガーベラをより美しく見せたい時には、他の花と合わせて躍動感を出したり、ガーベラの茎を長くして飾ってみると印象が変わるので、試してみてください。