6月の花と言えば紫陽花を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?梅雨の時期だけに鮮やかな青色の花を咲かせるとして有名です。今では、贈り物としても人気の花のようです。梅雨の時期は嫌な方も多いと思いますが、雨に打たれても強く咲いている紫陽花を見るとそんな気持ちも吹き飛んでしまいますね!今では青色だけでなく、ピンクや赤など様々な色のものや大きさ、形も様々な品種のものがでてきています。そんな紫陽花は、大きいものだけでなく小さいものもあるようです。それでは今回は、紫陽花の中で小さい品種のものはどんなものがあるのかについてご紹介します!

アジサイの中で小さい品種は!?

アジサイ 小さい 品種

ヤマアジサイ紅

太平洋側の福島県から四国・九州に分布し湿気のある場所を好む品種です。中心部に小さな花が集まり、その周りに装飾花がとり囲んでいます。全体的に小さな花で、夏の強い日差しは苦手なので、西日は当たらないようにしあまり大きくならないので鉢植えで育てることも可能です。

コアジサイ

別名「シバアジサイ」とも言われています。一般的に紫陽花は、装飾花がありますがコアジサイは装飾花がなく、全てが両性花でなっています。白色から淡青色の5弁花が密集しています。本州の関東地方以西、四国、九州などに分布しています。

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タマアジサイ

つぼみが球形なのでこの名前が付いたそうです。東北地方南部、関東地方、岐阜県まで幅広くに分布しています。やや湿った場所を好み、山地の沢沿いや道路法面などに生息しています。装飾花は、20mm~32mmで白色、両性花は2mm~5mmで紫色をしているのが特徴です。基本的に8月~9月頃に咲くようですが、平地で栽培しているところは、6月~7月頃に咲き始めるようです。

まとめ

今回は、小さい紫陽花の品種についてご紹介しました。紫陽花は、大きいものだけでなく小さいものまでさまざまです。大きさだけでなく、色や形も異なる種類のものが沢山出てきています。良く目にするものは、丸い形をしたアジサイかもしれませんが、装飾花がなく両性花しかない種類のものもあるようです。大きくなりにくい品種の紫陽花は、全体的に小さいので、鉢植えで育てることができる種類のものもあるようです。