ホンコン・ハイドロカルチャーの挿し木方法や育て方のコツとは？

楕円形の葉が可愛らしいホンコン・カポックをインテリアグリーンとして飾っている方も多いのではないでしょうか。

お気に入りの観葉植物を自分で増やせたら嬉しいですよね。

剪定した時に切り落とした枝を使って挿し木にしてみませんか。

今回はハイドロカルチャーの挿し木についてご紹介します。

1 カポックをハイドロカルチャーで挿し木にする方法
2 【まとめ】

カポックをハイドロカルチャーで挿し木にする方法

ハイドロカルチャーでは、ハイドロボールという人口培土を使用します。ハイドロボールは栄養分が無く保水性が高いのが特徴です。また、人口的に作られているので虫が出てくることも無く清潔なのが嬉しいですね。ではこのハイドロボールを使ってどのように挿し木をするのでしょうか。

まず、剪定などで切り落とした枝を利用して枝先を斜めに切ります。

次に穴の開いていない容器にハイドロボールを入れます。

挿し木の場合、発根するまでに肥料を入れてしまうと枝の切り口から腐ってしまうことがあるので容器にはハイドロボールだけを入れます。

そして枝を挿し、水を入れておくという方法です。

ハイドロボールを使う際の注意点の１つは、枝が動かないようにうまく固定することです。しっかり発根するまでに枝が動いてしまうと発根しなかったり根の生長が止まってしまったりすることがあるからです。

2つ目の注意点はきれいな水を保つことです。ハイドロボールは穴の開いていない容器を使用します。水は容器の5分の１～４分の１程度入れます。保水性があるので水が残っている状態で更に水を足してしまうと根腐れや切り口から腐る原因となってしまいます。水をこまめに取り換えるか、水が無くなって２～３日経ってから新たに水を入れるようにします。その際には枝が動かないようにすることも大切です。

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そして明るい日陰に置いておくと約１か月で根が出てきます。

根が張ると新芽も伸びてくるので今度は肥料が必要になりますよね。

しっかり根が張るとハイドロボールの中でも安定して動かなくなりますので、通常のハイドロカルチャーとして楽しむことができます。

根が張ってきたら一度植え替えます。ハイドロボールは洗って繰り返し使うことができますが、洗った後は乾燥させてから使います。今度は容器に根腐れ防止剤を入れてからハイドロボールを入れ、根が出ているホンコン・カポックを植えます。苗が安定するようにハイドロボールでしっかり固定しておきましょう。肥料は２～３週間後に根が安定してから液肥を与えます。