オシロイバナは、夏から秋にかけてキレイな花を咲かせます。

ですが、毒があります。

もし、間違えて食べてしまったら、どうなってしまうのでしょうか。

オシロイバナ 毒 症状

【オシロイバナの種を食べると】

オシロイバナが咲いた後にできる黒い種に見える部分は、実は果実です。

種は、この果実の中にあります。

果実が成長している間は、植物本体と繋がっているのですが、成熟すると外れるようになります。

花の付け根の部分の苞に乗っているだけなので、簡単にポロポロ落ちます。

種は、5ミリくらいの大きさで、俵型をしています。

オシロイバナは、とても繁殖力が強いので、地面に転がっているだけでも芽を出すこともあります。

この種には、毒があります。

毒は、種や根の部分に多くあります。

窒素化合物の「トリゴネリン」という物質です。

トリゴネリンは、多くの植物に含まれる化合物です。

オシロイバナは道端に咲いていることもあるので、小さい子が口に入れないように、また、ペットが散歩中に間違えて食べてしまうこともあるので気を付けてください。

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【オシロイバナの毒の症状は?】

オシロイバナの毒の症状は腹痛、激しい下痢や嘔吐、頭痛を引き起こします。

また、強い利尿作用もあります。

ですが、アンデス山脈の方では食用のオシロイバナがあったり、生薬として使われることもあるくらいなので、そんなに強い毒ではないようです。

でも、口にしない方がいいですね。

もし、間違えて食べてしまったら、オシロイバナの中毒かもしれないと伝えて、診てもらいましょう。

種を割ると、中から白い粉が出てきて、それを使ってお化粧遊びをすることもありますが、遊んだ後は、手を洗いましょう。

種は小さいので、子供の鼻に入りやすいです。

子供って、鼻の中に入れて遊んだりしますよね・・・鼻に入れないよう、気をつけましょう。

【まとめ】

オシロイバナの種を食べてしまうと、腹痛・頭痛・嘔吐・激しい下痢を引き起こします。

種は、ポロポロと落ちやすいので、地面に転がっていることもあります。

小さい子やペットが食べてしまわないよう、気を付けてください。

また、種で遊んだ後は、手を洗いましょう。