グズマニアは、花の状態によっては花を切って剪定するのが望ましいです。ただ、普通に切ってしまうと、その後の成長に影響を与えることもあるので、正しい剪定方法を行う必要があります。そこで、グズマニアの剪定方法として、花を切る選定方法のコツについてご紹介します。

グズマニア 花 切る

【グズマニアの新芽を生長させる剪定方法と花を切る時のコツとは?】

グズマニアは、一つの親株から花を咲かせて終わると、もうそこから花を咲くことはありません。ただ、その親株の色があせて枯れてくると子株の芽が出てきます。子株は、次の世代のグズマニアとして育てることができるので注意する点があります。グズマニアから芽を出した新たな子株に、十分栄養が行き渡るようにするには、色あせた親株の花は、そのままにせずに選定して切る必要があります。

もし、グズマニアの親株が色はあせてはきていても、まだ枯れている気配がなく弱まっている感じもないなら切らずにそのままでもいいです。ただ、いずれは元気がなくなったら、切って剪定した方が子株に栄養が回ります。親株の花を切る時には、花の茎から切り戻してください。

 

グズマニアの剪定方法は、下の位置から切るようにします。この時に、新しく芽を出した子株を切らないように注意しましょう。親株の中で芽を出している子株がまだ小さいなら、15cm以上大きくなるまで、親株は切らずに待ちましょう。親株は残して花だけ切るようにします。そして、子株が成長して親株が切れるようになったら選定します。

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まず、最初に親株の葉を取っていきます。しっかり根元を持って、葉っぱを一枚ずつ横に回すように引っ張るのがコツです。引っ張りながら親株の葉っぱをどんどん取り除いていきます。もし、取りにくいようならハサミを使って切るのも大丈夫です。ハサミで取り除いていくときは、葉っぱを1枚ずつ根元で切るようにしてください。

そして、最後に、親株の付け根から思い切って切るようにします。

あとは、子株だけになり、親株は切り口がむき出しの状態になりますが、このままの状態で親株と同じように管理して育てていきます。もちろん、子株を植え替えする方法もありますが、親株の根がしっかり張っているので今まで通りの管理方法で育てていけます。株分けするなら、ミズゴケやヤシガラチップで子株の根元を包んでから植え替えしてください。

まとめ

グズマニアの剪定にハサミを使う場合は、清潔なハサミを使うようにしましょう。

では、ここで紹介した内容のポイントをまとめておきます。

・親株の花を切る時には、花の茎から切り戻す

・下の位置から切る

・子株を切らないように注意しましょう

・子株が、15cm以上大きくなるまで、親株は切らない

・株を切る時は、しっかり根元を持って、葉っぱを一枚ずつ横に回すように引っ張るのがコツ

・ハサミを使う場合は、葉っぱを1枚ずつ根元まで切る

グズマニアは、寄せ植えでも楽しめるので子株をうまく育てたら、寄せ植えにも挑戦してみてはどうでしょうか。