シラン(紫蘭)は紫色の花を咲かせる日本原産のランです。シランは放っておくと株分けや植え替えをするぐらいに増えすぎてしまうことがあるようです。そんなシランの育て方と植え替え方法などについて調べてみたいと思います。
シランの育て方と植え替え
シランは、日本、中国、台湾に自制するラン科の多年草だそうです。日本では、本州の関東以西、四国、九州の比較的温かい地域に分布し、日本の気候に適応しており、野生種は準絶滅危惧種の指定をうけているそうです。
シランの栽培は比較的簡単に育成できるとされているため、ランの花でお部屋を華やかにしたいという方には、手軽に栽培できるランのようです。
シランの育て方
シランを育てる一番のポイントは日当たりが良い場所で育てることだそうです。多少の日陰でも問題なく育つそうですが、日当たりが悪いと花付きが悪かったり丈が伸びすぎたりするそうです。
夏の暑さには強く、少々の葉焼け程度ではびくともしないそうです。ただし、日差しが強くて風通しか悪くて熱がたまる場所では、夏に葉が焼けて部分的に茶色く枯れることがあるそうなので注意してあげることが必要のようです。
日当たりの良い場所に置いている鉢植えは、梅雨明けあたりから暑さの避けられる半日陰に移動させてあげるとよいようです。また、耐寒性は強い方ではあるとされていますが、鉢植えの場合は凍らない程度の場所に置いてあげるとよいようです。
シランの植え替え
シランの根は伸びるのが早く鉢植えで1~2年に1回、1回り大きな鉢に植え替えをする必要があるようです。地植えは、3~5年に1回株を掘り上げて、株分けを兼ねて植え替えをすると生育がよくなるそうです。
植え付けは、基本的には真夏と真冬以外はでき、春(4月~6月)と秋(9月~10月)の暖かい日が適しているようです。
新芽が鉢口から1/3ほどの高さになるように植え込み、植えこんだらたっぷりと水やりをして、1週間ほど日陰に置いてから日当たりのよい棚へ移すとよいようです。
まとめ
蘭の中でも比較的育てやすいというのは嬉しいですね。紫色の花が室内にあると気持ちも明るく元気になれるのではないでしょうか。