6月から8月がシーズンのユリは今の時期綺麗な花を咲かせてくれます。多年草で球根の種類は世界で96種類と言われていますが、日本にはその内の15種類が分布しています。北半球の温暖な場所でよく育つユリは、日本の温度とはとても相性が良いです。

栽培もそんなに難しくなく初心者でも育てやすいと言われていますが、冬の越し方と水やりで幾つか注意すべき点があります。

今回はそんなユリの冬の越し方、そして水やりについて触れていきます。

ユリの冬の越し方は?

冬 越し 水やり

ユリは冬を越す際に球根の状態で冬越しします。しかし、球根は基本的に乾燥が大敵なので、時々水やりをするか、雨に当てて湿らせることが必要です。

また、土の上に腐葉土や藁を敷いてあげて、保温してあげるとより良いとされています。なぜかというと、乾燥も大敵ですが種類によってはあまり寒さに強くない種類のユリもあるからです。

球根は凍ってしまうと、腐りや枯れてしまう原因ともなるので注意しましょう。

肥料は冬には特に余分にあげなくても良いそうです。余分にあげてしまうと、害虫や腐ってしまう原因にもなるそうです。

寒さ対策は万全にしつつも、ユリは外の寒さを感じることで夏に花を咲かせようとするので、寒くても屋外でしっかり寒さを感じさせてあげることが必要です。

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ユリの冬での水やりの仕方について

先ほども書いたように、時々水やりをしてあげましょう。庭植えの場合はあまり気にしすぎなくても良いようですが、鉢植えの場合は時々たっぷりの水をあげてあげると良く育つようです。

だいたい土が乾いてから3日ほどしてから水をあげるとうまく育ってくれやすいです。水をあげる時は、凍ってしまうのを防ぐために一番土が乾きやすい日中にあげてあげるのがベストだそうです。

まとめ

今回はユリの冬越しと水やりについて触れてみましたがいかがだったでしょうか。ユリを育てる際で一番重要とされるのが、きちんと外に出して寒さを感じさせてあげることです。

しかしそれと同時に防寒対策もきちんとしてあげることが良いユリを咲かせる上で必要となってきます。発芽までは日陰の風通し良い場所に置いてあげて、春以降は種類によって半日陰か日当たりの良い場所に置いてあげましょう。